成功できない人の法則
作家の樺沢紫苑氏が、成功できない人の理由として「売れない劇団員の法則」を挙げておられます。
売れない者同志でいくら演劇論を交わしても「売れない」。
それよりも、すでに売れている俳優のところへ行って、付き人をするなり話を聞いたほうが効果があるというわけです。
同じようなレベル(ステージ)にいる者同士でいても成長がないという意味ですね。
これは社会人全員に言えることかもしれません。
人間には、そのような快適領域(コンフォート・ゾーン)にいると居心地がいいので、そこから出たくなくなるという心理的な習性があるようです。
人脈のリセットのススメ
しかし、勇気をもってそこから抜け出し、人間関係を見つめ直すことは重要なことです。
自分より上のステージにいる人、自分が思い描くステージに2・3歩すでに進んでいる人。
そんな人たちと付き合い、同じ時間を共有し、モデリングする。
そういう成功している人たちから学ぶことが、自己成長には不可欠です。
これからの時代は、誰もが容易に予想できるように、厳しい状況が待ち受けていることは間違いないでしょう。
そのときに頼りになるのは「売れない劇団員の法則」ではなく、「上のステージの人から学び、自己成長しておく法則」ではないでしょうか?
いまの人脈を見直し、必要であればリセットすることも大事なことではないでしょうか。
損得ではなく、自分が成長できるかどうかが、その判断基準です。
自分磨きとは、自分に付加価値をつけること
自分磨きの方法には、
- 自分独自の能力やスキルを磨く。
- レベルの高い人と付き合う。
- 本を読む。
- セミナーに参加する。
などがあります。
本稿で述べたのは2番目の方法になります。
才能より運より、重要なことは、
行動すること
だといいます。
付き合う人を変えて、自分に磨きをかけたいものです。
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