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大学と地元金融機関との今後の関係について考えてみる

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こちらの記事で知ったこの研修会。

北國銀行のプレスリリースによれば、包括的連携協力協定を締結している県内各大学等の中堅職員を対象に2日間にわたって開催されました。2011年から始まり今年で5年目になるそうです。

参加大学は、

金沢大学(6名)
金沢学院大学(2名)
金沢美術工芸大学(1名)
金沢工業大学(2名)
学校法人稲置学園(金沢星稜大学等)(4名)

の計15名。

研修目的は、

  • 大学改革や業務改革等に取り組む上での一助となることを目的として、当行が特に注力している分野の取組みを紹介させていただく。
  • 各大学職員が参加する研修を通じて大学相互間での人材交流が促進されることも期待しております。

とあります。

研修内容は、以下のとおりです。

  1. CSRへの取組みについて
  2. 金融業界と地域経済
  3. 本店営業部の見学
  4. CSマナー研修
  5. ホスピタリティ
  6. 金融機関のコンプライアンスと危機管理
  7. クレーム対応
  8. 生産性向上とワークライフバランス
  9. 産学連携について

このことについて、北陸経済ニュース「北国銀 コンサルに力 企業、大学向け 地域の底上げ狙う」は、以下のように指摘しています。

銀行の持つ経験やノウハウを積極的に提供することで地域の力を底上げし、地方創生につなげるのが目的。金融緩和による低金利が続く中、銀行はお金を融通して利ざやを稼ぐ本業のもうけが細っており、こうしたコンサル業務を新たな収益源の一環として育てていく狙いもあるとみられる。

監督官庁の金融庁は九月に策定した「金融行政方針」で、各金融機関のビジネスモデルが中長期的に持続可能なのか検証、貸出先に対するコンサル機能を発揮しているかなどを評価する方針を示した。北国銀の取り組みはそれらを先取りした動きとなる可能性もある。

文部科学省大臣官房審議官・義本博司氏は、ことし開催された大学行政管理学会のシンポジウム@青山学院大学で、以下のように述べておられました。

  • 企業出身者のセカンド・キャリアとして、企業出身者を大学が迎えることが今後増える。
  • 地域の金融機関が大学と組むことが多くなる。
  • 具体的には、嘱託として受け入れ、産学連携をやってもらう。

今後の動向を注視する必要があるようです。

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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