■平成27年7月25日(土)@阪南大学あべのハルカスキャンパス
■大学行政管理学会(JUAM)大学改革研究会 第3回研究会
■テーマ:中堅職員しゃべり場〜あなたの「これまで」が誰かの「これから」になる〜
わが大学のハルカスキャンパスで開催されました。
私はロートルですから参加は遠慮しましたので、残念ながら内容についての報告はできないのですが、許可を得てすこし覗かせてはいただきました。
30代前後の参加者の皆さんが熱い討論をされており、グループワークも精力的にこなされていました。休日に酷暑の中を遠く南大阪まで足を運び、5時間近くの研究会をこなす意欲には頭が下がります。
いま読んでいる、村上春樹『むらかみさんのところ コンプリート版』(Kindle)にこんな一節がありました。
世の中には具体的になったものでしかものごとを評価できない人がいます。(中略)でも僕ら小説家は本来「かたちにならないもの」を追求しています。
この日の参加者は、ふだん気になっている「かたちにならないもの」を吐露し、それをみんなで共有していました。
最終的に「かたち」になったのかどうか、私は知りません。
けれども、「かたちになったもの」「まだかたちになっていないもの」を問わず、参加者一人ひとりの心のなかに、何かしらのサムシングを持って帰途についたのではないでしょうか。
そして翌日からは、参加者それぞれの「かたち」に変換され、それを意識することで行動が変わるのではないでしょうか。
これも村上氏の上掲書によく出てくる言葉ですが、
参加者の皆さんの、
いろんなことがうまくいけばいいですね。
そんなことを考えた一日でした。
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