大学教員の「雑用」を減らすことが、教育・研究の質充実に必須の条件

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減り続ける研究時間

教員の研究に充てる時間が減り続けていることは、以前こちらでご紹介しました。

  • 大学教員の研究に充てる時間が減り続けている。
  • 教育に充てる時間の増加がその背景

そして、研究時間増加に有効だと考える手段は、

  • 全体の6割以上が「大学運営業務や学内事務手続きの効率化」

と考えている、とのことでした。

大学教員の勤務時間の内訳

出所:日本経済新聞2015年4月7日(元データは科学技術・学術政策研究所「大学等教員の職務活動の変化-『大学等におけるフルタイム換算データに関する調査』による2002年、2008年、2013年調査の3時点比較-」)

真に強い大学になるために

時代が変われども、教育・研究こそ大学のコアです。それを担っている教員が困じ果てている様子は、私たちがふだん目にしているものです。コアに集中できなければ、イノベーションは起こせません。

大学運営業務や学内手続きの簡素化。教員が自嘲気味に「雑用」と呼んでいるこれらこそ、大学職員が率先して解決すべき問題ではないでしょうか。

限られた制約のなかでも、できることはあるはずです。大半の教員が望んでいることですから、反対意見も出ることはないでしょう。

聞き及ぶ米国の秘書のような存在は望むべくもありませんが、しかし、可能な限りそういった状態にしていくことが重要だと認識することがまず大切なことです。

パレートの法則ではありませんが、大学運営のこれは2割を占める問題かもしれませんが、その影響は全体の8割に及ぶ重要な問題だと思います。大学人としてキャンパスで働く人間として、個人的にはこのことは大学改革のコアだと考えています。

すこしでもこのことを改善した大学は、真の強さを持つことになるでしょう。

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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