Googleアラートから届いた2ちゃんねるのスレッドです。
高校生が志望大学を調べる際に、使うのが2ちゃんねるだそうです。そこにある大学評価を多くの受験生が参考にしている、という現実があるのですね。
そういう意味では、大学人にとって重要な情報ですから、マーケティングの一環として使ってみる必要があるのかもしれません。
ところで職員の学生への対応は、近年ずいぶんと改善されたように思いますが、(誤解や無知による発言があるとしても)これを読むとまだまだですね。
私の勤務先でも、学生満足度調査を実施していますが、毎回窓口への不満についての意見が出ています。「◯☓課の人が怖い」、「△◯課の人の態度が悪い」といった感じです。
このスレッドでは、こんな発言がありました。
でもそういう奴にも嫌な顔せずしっかり対応するのが仕事ってもんやで松屋のバイトだってもっと理不尽な客にも心殺して対応してる
大学職員が高慢って言われてるのはそういうときに余計な一言いったり嫌な顔するからやな
これは正論だと思いました。
窓口には本来、精鋭部隊を配置すべきだと考えます。
学生と職員とのほぼ唯一の接点であり、大学への評価の一部を決める重要な業務だからです。このことを軽視している大学も多いのではないでしょうか。
コミュニケーション能力が高く、問い合わせ業務に精通した人材を配置すれば、上記のような不満はかなり減るに違いありません。
私は、学生に馬鹿にされたり、陰口を言われるようになったら、職員はオシマイだと考えています。なぜなら、職員は、社会に巣立つ学生にとっての良きロールモデルでいなければならないからです。
そして、私たちが目指すゴールは、不満のない対応などではないはずです。
- 学生には、期待や想像を超えた対応をする。
これではないでしょうか。
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