大学経営のプロが決定的に不足している|「事務」職員から「大学」職員へ(6)

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はじめに

「『事務』職員から『大学』職員へ」第6回目です。

今回は、「大学改革が進まない理由―大学経営のプロが決定的に不足しているー」です。

この記事は、福島一政氏の第1回高等教育推進センターSD講演会(関西学院大学)での講演をご紹介するものです。

出典:関西学院大学高等教育研究第2号(2012年3月)

大学経営のプロが決定的に不足している

大学経営のプロが決定的に不足しているということについて福島氏は、

  • 学生確保のテクニックに目が行き過ぎ。
  • 高校訪問すると、最初に聞かれることがどれだけ減免してくれるのかということから始まる。
  • 受験生さえ集めればいいのかということではなく、いかにしてその大学のアドミッション・ポリシーを理解した学生を確保するかということが課題

と述べています。

アドミッション・ポリシーを理解した受験生こそ

1点目の学生確保のテクニックに目が行き過ぎ、というのは現場では仕方のないことだと思います。

定員確保こそ経営問題のトップである大学がほとんどであるからです。

しかし、数年後には新テストが実施され、推薦入試やAO入試といった区分もなくなります。

3点目に指摘されている、アドミッション・ポリシーを理解した学生を確保することが今後の課題になると思われます。

永年にわたる知識と経験が必要

こういった中長期的視点から物事を考えるには、永年にわたる知識と経験が必要です。

それらを備えた人を大学経営のプロというのかもしれません。

高度成長期の大学は平和でした。

したがって経営も気楽なものであったかもしれませんが、時代は激変しました。

大学経営人材を育成すべき理由はここにあります。

⇒第7回:大学改革が進まない理由―目の前の学生に向き合っていない― 「事務」職員から「大学」職員へ(6)を読む。

【目次】「事務」職員から「大学」職員へ 福島一政氏の講演から

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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