大学のスマートフォン・サイト
日経BPコンサルティングの「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2014-2015」によれば、スマホ対応サイトを持っているのは、私立は6割、国公立は3割だそうです。
ちなみに総合スコア・ランキングでは、1位が富山大学、2位が山口大学でともに国立大学となっています。

ネット出願
産経新聞の記事で紹介されている旺文社の調査データです。
それによると、27年度入試では、私大3割、国立は3大学が導入となっています。

遅れていないか?
スマホ対応サイトやネット出願は、世間では、ほとんどの大学で実施していると思っているのではないでしょうか。
それが上記の結果ですから、これは相当遅れていると言ってもいいのではないかと思います。
スマホ対応サイトとネット出願。これらは受験生が大学と接触するためのデバイスであり、インターフェースです。ウェブサイトと出願方式に可能な限り多くのオプションを用意しておくことは当然のことです。
産経新聞の記事には、「ネット出願もう普通」とあります。どこが「普通」なのか理解しかねるのですが、ひょっとすると、もう「先行者利益」はなく話題性もないという意味なのかもしれません。
対象は、大学の最大関心事である受験生です。目新しさや先行者利益があろうとなかろうと、多少予算が必要であろうと実施すべきことだと考えます。
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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!
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