今回は兵庫県の西脇市である。
画家の横尾忠則氏の故郷であり、Y字路のモチーフを考えついたところでもある。
そのY字路を見るのが第一の目的だった。
タイムスケジュール
■往路
9:45 大阪発
(JR東海道本線新快速)
10:37 加古川着
10:42 加古川発
(JR加古川線)
11:30 西脇市着
15:59 西脇市発
(JR加古川線)
16:07 日本へそ公園着
17:13 日本へそ公園発
(JR加古川線)
17:22 西脇市着
■復路
17:53 西脇市発
(JR加古川線)
18:41 加古川着
19:22 加古川発
(JR神戸線新快速)
20:13 大阪着
西脇市内を散策
JRの西脇市駅から市街地までは遠い。
バスが便利だと聞いてはいたが、JRを使う旅だから仕方がない。
旧来住家住宅
まず訪問したのが、旧来住家住宅(きゅうきしけじゅうたく)。
大正7年に銀行家の来住梅吉氏が自邸として建造した建物。
今では入手困難(または不可能)な用材や、芸術的価値の高い調度品など贅を尽くした豪邸で、朝香宮殿下や犬養毅なども滞在したとのこと。
母屋、離れ、客湯殿が国の登録有形文化財である。
併設の梅吉亭のテラスでコーヒーを飲んで、ちょっと休憩。
こちらのお店は、とてもサービスがよかった。
Y字路と旭マーケット
Y字路の原点である椿坂へ。
こちらこそが、Y字路というモチーフを思いついた記念すべき場所だ。


播州織工房館を見学したあと、旧来住家住宅の受付のおじさんに勧められた旭マーケットへ。

播州織の全盛時(大正末〜昭和初期)に工場で働く女工さんの共同宿舎だったところである。
なんともいえない雰囲気で、しばし立ち止まって全盛時を想像していた。
市内を散策しながら、Y字路を2カ所
▼日の出精肉店北

▼主婦の店ヒロタ前

日本へそ公園駅と西脇市岡之山美術館
せっかくなので、西脇市岡之山美術館のある日本へそ公園駅まで足を伸ばしてみた。


ここはもともとは横尾氏のコレクションが所蔵されたいたところである。
その後、横尾忠則現代美術館に移されたようだ。
玄関には作品が。

まとめ
帰りの電車でTwitterを見ていると、横尾忠則氏がいま西脇に滞在中とのご本人のツイートを発見。シンクロニシティというには大袈裟だけれど、驚いた。
今回よかったのは、昭和を感じさせる街の佇まいそのもの。昭和世代には懐かしさを感じる街なのである。
次回は西脇ロイヤルホテルに宿泊して、黒田庄和牛と播州ラーメンも食べたい。
ぜひ再訪したいと感じた街だった。
今回の精算
普通に行くと、3,700円。
青春18きっぷの1回分は2,370円だから1,330円のお得だった。
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