青春18きっぷで贅沢な時間を|芦原 伸『60歳からの青春18きっぷ』【書評】

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シニアに青春18きっぷが人気だという。

本書はそのシニアを対象とした青春18きっぷ入門書である。

ちなみに筆者も、2年前の夏に一度使っただけの初心者である。

さっそくご紹介しよう。

第一部 「青春18きっぷ」入門

第一章 おじさん、おばさんでも使える「青春18きっぷ」

その名のとおり、若者しか使えないの?と思っていた人にも、わかりやすく、簡潔に説明されている。

  • 年齢にかかわらず誰でも使える。
  • JR全社に共通して使える。
  • 料金は5日間(5回)で11,500円。1日(回)分が2,300円相当。
  • 春、夏、冬の季節きっぷ
    2016年
    【春】発売期間:2月20日〜3月31日 利用期間:3月1日〜4月10日
    【夏】発売期間:7月1日〜8月31日  利用期間:7月20日〜9月10日
    【冬】発売期間:12月1日〜12月31日  利用期間:12月10日〜(2017年)1月10日)
  • 快速、新快速、ライナーにも乗れる。
  • JRバスには乗れない。

第三章 「青春18きっぷ」の裏わざ

テクニック的なことではなく、シニアが青春18きっぷ旅行のする際の心構えといったことが挙げられている。

  • 「貧乏旅行」の発想はやめ、楽しく使う。
  • 60歳からの使い方のコツは“無理しない”こと。
  • 乗車券で元を取ったら、あとはおまけと割り切って、浮いた分を別の楽しみにあてるという発想が重要。
  • 特急を大いに使う。
    必要に応じて特急列車や新幹線を使う。
  • まずは旅を楽しむこと。
    「青春18きっぷ」の旅は修行の旅ではない。
  • 夜行バスでエコノミーな旅を。

第二部 テーマ別モデルコース

日帰りから4泊5日まで、50のモデルコースが紹介されている。

テーマは以下のとおり。

①初心者向け
②街道をゆく
③歴史をたずねる
④小京都をたずねる
⑤おくのほそ道
⑥そばの道
⑦名湯・秘境を楽しむ
⑧日本の山河をめぐる
⑨海辺をゆく
⑩里山旅行
⑪酒と魚に舌鼓

巻末には【番外編 名人たちの活用術】として、6名のエッセイが掲載されている。これがまた、読んでいて楽しい。

まとめ

本書の書名は『60歳からのー』となっているが、年齢性別関係なく参考になる内容である。

第三部のモデルコースの紹介は、著者の実体験に裏付けられた説得力ある文章がすばらしい。読んでいてワクワクする内容である。

シニアだけでなく、若い人たちも大いに「青春18きっぷ」を活用して旅してほしいと思う。

間もなく夏季のきっぷが発売される。

モデルコースを自分なりにアレンジした旅程で、いちど出かけてみよう。

きっと、すばらしい夏の思い出ができることだろう。

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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