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東大寺二月堂 修二会(お水取り)ー2016年早春の奈良【旅】

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2年ぶりに修二会(しゅにえ)へ行ってきた。

これで何度目になるだろう。この時期になると来たくなるのだが、自分でもその理由がよくわからない。

この日は、春到来と思わせるような穏やかな好天にめぐまれた1日だった。

それではご紹介しよう。

東大寺二月堂 修二会

正式名称は「十一面悔過」

通称「お水取り」と呼ばれるこの行事、正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言う。

十一面悔過とは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを意味する。

天平勝宝4年(752)から一度も途切れることなく行われ、今回で1265回を数えることになる。

スケジュール

ことしのスケジュールはつぎのようになっている。

3月1日〜14日 本行
3月15日 満行

■お松明の開始時間

3月1日〜11日 19時
3月12日 19時30分 大松明
3月14日 18時30分

12日の大松明が有名だが、本行中は毎晩お松明は行われている。

大松明の日は大混雑するので、それ以外の日(それでもけっこう混雑するそうですが)に出かけるのがいいかもしれない。

 

近鉄奈良駅から東大寺二月堂へ

前回は、近鉄奈良駅から徒歩で行ったのだが、今回はバスを利用しようと、乗り場を駅ビル内の観光案内所で訊ねた。

案内所の方いわく「ぐるっとバスという100円バスが出ているので、それがオススメです。乗り場は◯番です」と教えてくれ、バスのパンフレットをもらった。

この女性、ネームプレートを見ると中国人のようだが、流暢な日本語と親切な応対に感心した。中国人観光客のみならず、連日多くの外国人に応対しているのだろう。

その100円バスに乗って「手向山八幡宮・二月堂前」で下車。そこからぶらぶら10分ほど歩くと二月堂に到着。

東大寺二月堂

堂内を見ることのできる小部屋が四方にあって、そこで本行を見ることができる。ほとんど暗闇なのでなかなか見ることはできないが、声明(しょうみょう)を聴くことができる。

私たちの代わりに、十一面観世音菩薩の宝前で懺悔してくださっている練行衆(れんぎょうしゅう)の方々。何とお礼を申し上げればいいのであろうか。

これが目的で来たのだ。今回はたっぷりとここで過ごすことができた。

そうだ、奈良へ行こう

東大寺二月堂から奈良平野を望む
二月堂は高台にあるから、そこから見る奈良平野の眺めが絶景である。

「お水取りが終われば春がくる」といわれるが、今回はまるで春のような一日だった。

古都奈良での伝統行事。

皆さんもぜひお出かけになってみてはいかがだろう。

 

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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