『英国一家、日本を食べる』マイケル・ブース【書評】

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食紀行を読むのは旅番組を見るのと同じくらいすき

最近はほとんど見ないテレビですが、NHKの朝ドラと旅番組だけは見ています。

旅番組には食、酒そして人との出会いがあり、人生の楽しみがそろっているからです。できれば夕食の時間に放映されているのがいちばんです。

本書は、トラベル&フードジャーナリストの著者が、奥さんと息子2人といっしょに日本に100日間滞在し、東京・横浜・札幌・京都・大阪・福岡・沖縄を食べ歩くという内容です。

NHK総合テレビでアニメ化されたのでご存知の向きも多いかもしれません。

外国人が書いたひと味違う日本の食紀行の傑作

職業とはいえ、著者の好奇心と行動力には感心しました。

また、ユーモアとブラックジョークをまじえた文章にも好感がもてます。

忘れてはならないのは、書名にもあるように、同行した家族の存在です。とくに息子2人とのやりとりの描写は読者の心をなごませてくれます。

勉強になったことも多くあります。

昆布、味噌、日本酒そして沖縄の長寿の秘訣などなど、日本人でも知らないことが平易な表現で書かれています。

世界へ広がる可能性のある料理としてお好み焼きをあげているのは慧眼ではないでしょうか。

アマゾンのレビューでは翻訳について、「読みにくい」「読点が多い」という指摘が複数の読者からありました。

私はほとんどそういうことは感じず、むしろ読みやすい翻訳だと感じましたし、ストレスなく一気に読了しました。

『英国一家、ますます日本を食べる』という続編もあるようです。早速読んでみたいと思います。

洒落めいて恐縮ですが、外国人が書いたひと味違う日本の食紀行の傑作としてお勧めします。

 

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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