尾道観光を終えたあと、時間的に余裕があればどこへ行くか?
そんなとき百島がオススメです。
高速船やフェリーからの瀬戸内海の風景、素朴な島のくらしと人々。そしてアート体験までできます。
レンタサイクルでぐるりと廻れるほど小さな島です。
アートベース百島
瀬戸内海の離島 百島とは?
2015年9月某日。百島へ行ってきました。
尾道観光を終え、帰りの電車の時間まで数時間ありました。
宿泊したホテルのすぐ前の船乗り場のおばさんに、「どこか船に乗ってすぐ帰ってこれるところはありませんか」という当方のリクエストに勧めてくれたのが百島だったのでした。
おばさん曰く、「『アートベース』というところがあるから、そこがいいんじゃないですか」。
百島は、ウィキペディアによるとこんなところです。
百島(ももしま)は瀬戸内海中部に浮かぶ芸予諸島の島。山陽道筋のほぼ中央に位置する。芸予諸島内の北方の天辺に浮かび、尾道港から鞆の浦の海道中間にある。
中国・四国地方を全体に見渡すと、百島はほぼ中央に位置する。
観光案内サイトとして、
があります。
そういうわけで間もなく出船するという高速船に乗り込み、瀬戸内海のおだやかな風景を見ながら約20分。目的地の福田港に到着しました。


アートベース百島(ART BASE MOMOSHIMA)
港から歩いて20分ほどでアートベース百島に到着しました。
港にも地図がありましたし、道中にも要所に案内看板が出ていますので迷うことはありません。

アートベース百島とは、廃校になった尾道市百島の旧中学校校舎を再活用し、アーティスト柳幸典と恊働者達による創作活動を通して、離島の創造的な再生を試みるアートセンターです。
入口で観覧料を支払うと、スタッフから懇切丁寧な館内の案内と開催中の展覧会についての説明がありました。
訪れたこの期間は、ス・ドホ、西野達、柳幸典による2018年度に作品を公開することを目的とした、実現したい作品のアイデアの展示でした。全員知らないアーティストでしたが、それでもけっこう楽しむことができました。
ごく一部の作品です。撮影禁止ではなかったので、ご紹介します。



カフェもあります。事前に予約しておくと食事もできるようです(現在は営業停止中だそうです)。

もうひとつ。校庭にゲルがあります。
予約をしておくと宿泊ができるようです。当日も宿泊の予約が入っていたそうです。原則として自炊だそうで、食材を持ち込む必要がありますが、気候のよい季節にバーベキューなど楽しいに違いありません。
帰途、スタッフに教えていただいたもうひとつのギャラリーへ。
ここは村でただひとつの映画館だったところをリノベしたそうです。日章旗のオブジェがあり、蛍光灯の発光がみごとでした。
そういうわけで百島では、アートベースに注目です。
百島については、ほかにこんな記事もあります。
■尾道の離島にある、芸術拠点「ART BASE百島」に迫る!「広島県移住促進セミナー」開催
■尾道の離島「百島」でアウトドアを満喫!百島観光を詳しく教えちゃいます!!
■百島 架橋された島々に囲まれた離島
まとめ
瀬戸内海でアートといえば直島が有名ですが、この百島もオススメです。
アートベース百島の将来性に期待するところ大です。
このように、今後若い人たちが、全国のあらゆるところで自分たちの夢を実現するために行動する。そんな可能性を強く感じました。そんな人生を送る人たちはますます増えてくることでしょう。
ぜひ再訪したいところです。
- 2040年代における大学の役割と使命 大学行政管理学会(JUAM) 特別シンポジウム(3) - 2018年12月25日
- 2040年代における大学の役割と使命 大学行政管理学会(JUAM) 特別シンポジウム(2) - 2018年12月20日
- 2040年代における大学の役割と使命 大学行政管理学会(JUAM) 特別シンポジウム(1) - 2018年12月19日