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2015年度Betweenセミナー
■日 時:2015年12月2日(水)13:30〜16:00
■テーマ:今後の環境変化をチャンスに変える学生募集広報
■場 所:大阪・ブリーゼプラザ小ホール
■テーマ:今後の環境変化をチャンスに変える学生募集広報
■場 所:大阪・ブリーゼプラザ小ホール
2015年度Betweenセミナー in 大阪へ参加してきました。
第1部の講演がよくまとまった内容でしたので、数回にわたりご紹介します。
講演者は、㈱進研アド・営業本部 改革支援室 Between編集部兼教育情報センター 部長の原 茂氏です。
入試改革の影響
- 大学選びの基準において、「人物評価」のウェイトが高まる。
- 人物評価などの配点が高くなると、合格者の層が広がる。
- 段階評価になると、ひとつのスコアに多くの大学がひしめくようになる。
- 入学後、どれだけの力を身に付けさせることができるかが差別化のポイントになる。
国立大の大規模な改革
「国立大の改革」がダブルで発表された。
- 国立大学の将来ビジョンに関するアクションプラン
2018年度までに入学定員の30%を推薦・AOにする
- 国立大学の中期目標・中期計画
人文社会科学系を中心に大規模な学部改組
立ちはだかる3つの課題
- 2018年問題
生徒減、国立大改革、入学定員超過制限 - 2020年問題
新センター試験、国立大入試改革 - 2024年問題
新センター試験―次期課程、CBT、基礎学力テスト―本番、入試改革の完成年度
新2018年問題
- 生徒減
- 国立大の改革
- 私立大入学定員の超過制限
国立大学の改革〜これまでにない大規模な学部改組
- 2016年度から学部改組が一気に進む。
生徒減
- 18歳人口は、2018年度入試から再び生徒減期に突入。
入学定員の厳格化
- 教育条件の向上のため、入学定員超過率の制限を強化
- 私学助成全額不交付基準の厳格化
- 私立大の学部新設条件の厳格化
- 中退者は、経営への影響が大きい。
→「学業不振」「学校生活への不適応」への対応
変化と課題のまとめ①
- 国立大の改革によって、トップ有力私大との競争が激化する。
- 入学者の母集団形成がさらに厳しくなる。
- 中退者がますます経営を圧迫する。
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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!
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