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3割以上が結婚に興味なし
日本生命のアンケートによれば、独身者の24%が「結婚したくない」「あまり結婚したくない」と回答。とくに女性の31%が消極的な回答。
内閣府の調査によれば、未婚で恋人がいない男女761人に「恋人が欲しいか」と尋ねると、37.6%が「欲しくない」と答えた。理由の大半は「恋愛が面倒」「自分の趣味に力を入れたい」だった。
明るい未来づくりを
晩婚、未婚、離婚、このすべてが増加していることは今や周知の事実のようです。
人それぞれの人生ですから、第三者が云々することはできないのかも知れませんし、一方では、因習に束縛されずに自由に生きることができるようになったことを喜ぶべきなのかもしれません。
しかし大事なことは、若者たちがそれを「心から望んで選択している」のか、「仕方ないからそうしている」のか、本心を知ることではないでしょうか。
ここでは、仮に後者とします。
未婚の理由を、男性の低収入とする説があります。結婚しても生活していけない。高(中)収入を女性は望んでいる、というわけです。
一方女性も、結婚すればキャリアが中断してしまう。よほど条件が揃わない限り、仕事をしながらの結婚→出産には踏み出せない。
未来に希望のもてる社会に
日本の企業では、いまだに高度成長時代の「男性は外で働き、女性は家を守る」ことを前提に組織や仕事が成り立っています。
一部の外資系企業や先進企業を除けば、女性がフルタイムで働く環境にはなっていないのではないでしょうか。
若者が未来に希望の持てる社会には、
- 女性が安心して働くことができ
- 安心して結婚できる収入
が必須条件だと考えます。
偶然「安心」という言葉を二度使用しましたが、若者は未来を「不安」と思っているのかもしれません。
結婚と家族は人生の果実です。それは私自身が経験して得た事実です。望む人たちには、諦めてほしくない人生の選択肢です。
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