遠隔面接をSkypeで
近畿大学は11月21日、附属校の推薦入学試験でSkypeによる遠隔面接を行うそうです。
プレスリリースによれば、詳細は次のとおりです。
[callout]本学では、附属高等学校、工業高等専門学校、準附属校を含む計10校を対象に、推薦入学試験を実施しています。本学の附属校等は大阪だけでなく、和歌山県、広島県、福岡県など関西、中国、九州の広範囲にあり、これまでは各校の生徒を東大阪キャンパスに集めて面接試験を実施していました。
平成28年度の附属推薦入試では、総合社会学部総合社会学科環境・まちづくり系専攻を志望する生徒を対象として、オープンキャンパス等で東大阪キャンパスを実際に訪れたことがあることを条件に、Skypeを用いた遠隔面接を試験導入します。
これにより、受験生の移動時間・交通費・宿泊費などの負担の削減を目指します。 対象となる受験生は6人と少数ですが、受験生の要望に応えた新たな入試改革として、来年度以降、対象学部・学科を拡大したいと考えています。[/callout]

なぜ、ほかの大学は導入しないのか
ネット出願やSkypeを使っての面接など、今やどこでもやっていることです。むしろ遅すぎたというべきではないでしょうか。
ネット出願にしても後追いする大学は出てきましたが、なぜかまだ実施していない大学も多いようです。多くの大学にとって学生確保こそ優先順位のトップであるはずです。その受験生の出願時の利便性改善を後回しにする理由はないはずです。
ところで、ほかにもまだ本格的に使っていない有効なツールも数多くあるのではないでしょうか。
ここではそれらの内の一つをご紹介します。
- LINE@
です。
このLINE@で送付したメールの開封率は、通常のメールとは比較にならないくらい高いんだそうです。これを使わない手はないと思うのですが、まだ広く使われてはいないようです。
在学生への連絡にも使えますが、受験希望者への連絡ツールとして有効に使えるのではないでしょうか。「LINE?使ってるよ」というレベルの上司には説得に時間がかかると思いますが・・・。

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