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トップ高校生の進学先が多様化 日本の大学「教え方」改善に競争力向上のチャンス

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牧田幸裕氏(信州大学学術研究院准教授)のこのような記事があります。

それではご紹介しましょう。

トップ高校生の進学先が多様化 日本の大学「教え方」改善に競争力向上のチャンス

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海外の大学へ進学する

  • 高校生の進学先が多様になっている。
  • 海外大学への進学が増えつつある(開成高校の例)。
  • 2020年頃には、台湾の進学校と同じレベルの海外大学進学率になる可能性→1校当たり数十名?
  • 高校生にとって、海外大学進学の機会も、そのサポートも次第に充実してきている。国内大学の凋落が激しい中で、海外大学進学の流れが進むことはあれども収まることはないだろう。

日本の大学は、教え方が劇的に悪い

  • 日本の大学の講義内容のレベルが劣っているとは考えられない。
  • 劇的に劣っているのが「教え方」
  • 「内容」は面白いのだが、「教え方」がどうしようもない。
  • ハーバード大学をはじめとして、海外大学の90分の授業はそれ自体がひとつの完成されたショーであり、芸術作品である。90分、講義に引きこまれ、魅了され、仮に「内容」が日本の大学に及ばないにせよ、学生の吸収率は飛躍的に高くなる。その結果、学生が成果を出せるようになる。
  • 「教え方」の問題を解決するだけで、日本の大学の魅力、競争力を改善する一助となる。

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駿台予備学校 スーパーα・海外難解大併願コース
▲駿台のスーパーα・海外難関大併願コース

海外大学進学サポートとして駿台のこんなコースもあるんですね。

海外大学への進学が増えてくれば、経済的な問題からアジアのトップ大学へ進む受験生も増えてくるかもしれません。

同記事には、著者の経験による東京大学や京都大学の卒業生の、プレゼン能力の高い順に就職先が以下のように列挙されています。

外資系コンサルティング会社・投資銀行

大手商社

大手広告代理店

都市銀行・メーカー

官僚

大学院へ進学

こう見てみると、プレゼン能力の高い人材に教員になってもらいたいものです。所謂社会人教員の評価が高い理由の一つに、このことがあるのかもしれません。

この記事を読むかぎり「大学改革」でやるべきことは明らかです。

「教え方」を改善することです。

日本の大学でやるべきことは、これしかないとさえ思えてきます。FD活動を推進して随分経ちますが、それほど改善することは困難なのでしょう。

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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