大学自己点検・評価報告書は競合校研究に欠かせない資料

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各大学の自己点検・評価報告書は、競合校をベンチマークするための貴重な資料です。

大部のため大変な作業―自分の大学の報告書さえ通読するのは大変―だが、そこにはウェブサイトなどでは見つけられない貴重なデータや記述があります。

自大学の現状認識と競合校の研究

自分が所属している大学の現状を認識するために、SWOT分析は欠かせません。たとえばこのようなものです。

SWAT分析

出典:岩田雅明『生き残りをかけた大学経営戦略―大学、常夏の時代から氷河期へ―』(ぎょうせい)

加えて必要なのが、競合校との比較です。ここまでやっている大学がどの程度あるのか知る術がないのですが、いずれにせよ敵を知り己を知れば百戦危うからず、です。

比較表はこのようになるでしょうか。

競合大学との比較表

出典:岩田雅明『生き残りをかけた大学経営戦略―大学、常夏の時代から氷河期へ―』(ぎょうせい)

自己点検・評価報告書の活用

まずはその大学のウェブサイトにアクセスしますが、見るべきは自己点検・評価報告書です。

そこには、その大学の真の姿が赤裸々に描写されています。大学人しか読みこなせないと思われるコンテンツですが、それだけに各部署のナマの姿が浮かび上がってくるようです。

加えて、認証評価結果と改善報告書も興味深い資料です。第三者委員が指摘した課題と問題点が列挙され、それらに対する大学の対応が記されているからです。時間がない場合にはこれを見るだけでも、当該大学が抱える問題のコアを把握できるでしょう。

非営利組織とはいえ、また義務化されているとはいえ、このようなコンフィデンシャルな情報が公開されているのです。

 

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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