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大学教員の研究時間減少続くーその対策を考える

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 2013年の勤務時間に占める研究活動の割合は35.0%で、02年に比べると10ポイント以上減ったそうです。

「研究時間増加に有効な手段は、大学運営業務や学内事務手続きの簡素化」と全体の6割が回答しています。

大坪壇氏は『大学のマネジメントーその実践』の中で、「教員を雑務から開放し、教育・研究に専念させ得るような仕組み作り」が必要だとし、具体的には各種委員会の見直しや、入試に関する教員数を最低限に留めることなどを提言されています。

教育・研究活動はいうまでもなく重要です。何よりも優先されなければなりません。反面「雑務」は、上記のように深刻な影響を教員に与えている現状から早急に何らかの手を打たねばなりません。

ところがこのことに問題意識を持ったり、改善を行っている大学をあまり聞いたことがありません。 「教育方法の改善」と「教員を雑務から解放すること」は大学改革の最重要事項だと考えます。

大学教員の研究時間減少続く 13年、勤務全体の35% 文科省調べ、授業など負担増(日本経済新聞)
「大学等教員の職務活動の変化」概要(科学技術・学術政策研究所)

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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