山内太地氏が紹介されていた、武蔵野美術大学の組織変更の記事です。
平成27年9月1日から実施されているようです。
その目的は、
- 事務組織全体をフラット化し、変化し続ける業務や内容に柔軟に対応できるように
- 部課制を廃して、グループ、チーム制を導入
です。
具体的には、
- 「法人企画」、「総務」、「学生支援」、「通信教育」、「美術館・図書館」の5つのグループに改編し、それぞれの業務を統括するグループ長を置く。
- 各グループにはチームを置き、統括するチームリーダーを置く。
- 独立性が高い内部監査については、理事会の下に監査チームを設置する。
という体制です。

8つの部から5グループへとスリムになりましたが、課→チームの数にはあまり変化がないようです。
「事務組織全体をフラット化」、「変化し続ける業務や内容に柔軟に対応できる」。これらの目的をどう実現するのか、その具体的な説明がないのが残念です。
いずれにしても、成功をお祈りしたいと思います。
ちなみに、組織運営についての私の関心事は(思いつくままですが)次の3点です。
- 稟議制度(もう古い?)
- 権限委譲(エンパワーメント)
- 会議(効率的な運営と無駄な会議の削減。これは定番ですね)
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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!
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