大学自治の軽視と教授会自治の誤った運用 「事務」職員から「大学」職員へ(10)

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「『事務』職員から『大学』職員へ」第10回目です。

この記事は、福島一政氏の第1回高等教育推進センターSD講演会(関西学院大学)での講演をご紹介するものです。
出典:関西学院大学高等教育研究第2号(2012年3月)

今回は、「大学自治の軽視と教授会自治の誤った運用」です。

大学自治の軽視と教授会自治の誤った運用

今回の大学改革が進まない理由は、大学自治の軽視と教授会自治の誤った運用です。

大学職員でこのことについて考えを巡らさない人はいないぐらい、難しい問題です。

このことについて福島氏は、

  • 教授会の自治≠大学の自治
  • 大学を代表する機関があり、そこで大学の意思決定がされるようにならないとだめ

と述べています。

これまでは教授会がほぼすべてのことを決めていましたから、学長は各教授会の調整をしたり、あるいはできないので暗礁に乗り上げたりという状態で、大学全体の意思統一ができないことが多かったことは周知のことです。

学長権限の強化は当然のことで、これまでそうなっていなかったことが不思議です。

大学の自治こそが本来もっとも重要なことです。

今後は大学を代表する機関(評議会など)で学長の下において意思決定がされるようにならないといけませんし、近年そのようになりつつある大学も多いのではないでしょうか。

 

⇒第11回:大学職員の現状 「事務」職員から「大学」職員へ(11)を読む。

【目次】「事務」職員から「大学」職員へ 福島一政氏の講演から

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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