『SDガイドブック 2015』大学コンソーシアム京都SD研修委員会
コンパクトなSDパンフレットとして、新人への参考資料として使えるかもしれません。
このページの目次
内容
6章から構成されており、
Ⅰ SDとは何か
Ⅱ 大学職員に求められる職能
Ⅲ 公益財団法人 大学コンソーシアム京都のSD事業
Ⅳ 国内のSD関連プログラム
Ⅴ 高等教育の政策動向を知る情報源
Ⅵ 高等教育に関する定期刊行物
となっています。
Ⅰ・Ⅱで、SDの本質と概要
Ⅲ・Ⅳで、大学コンソーシアム京都、関連団体のSD研修プログラム
Ⅴで、国の高等教育政策がどのように検討されているのか、その仕組みについての概要
Ⅵで、高等教育界の潮流や最新の動向を学習・調査するための資料
がそれぞれ紹介されています。
プログラム参加から次のステップへ
同コンソーシアムではSDを、
- 大学職員の能力開発活動
と定義しています。
第Ⅱ章の大学職員に求められる職能として、職員の専門性の要請及び学歴の高度化が挙げられており、「いまや大学院修了者採用が少しづつ増えており、すでに働いている大学職員の大学院進学・修了の増大とあわせて、一層の学歴の高度化が予想されます」とあります。
私の周辺には大学院を修了した職員は皆無なのですが、京都では増えているということでしょうか。在学中の人は何人か知っていますが・・・。まだまだ企業でも文系の修士は就職に不利と聞いているのですが、どのような処遇なのでしょうか。いずれにしても明るい材料ではあります。
同コンソーシアムのプログラムの中では、今年から始まった「SDゼミナール」が推奨できるように思いました。
「研修の目的」にあるように「5 年以上の職務経験を積んだ職員を対象とし、ステップアップをめざしている職員の導入的な研修プログラム」ですから、これを受講してから、次は大学院なりその他のステップへ進むのがいいのではないでしょうか。
幸い非加盟校でも参加できるようです。今年のプログラムはすでにスタートしていますが、来年以降に、関心のある方は参加されてはいかがでしょうか。
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