京都恵文社
全国的に有名な京都恵文社。
2008年にはイギリスの「ガーディアン」紙で「The world’s 10 best bookshops」に選ばれたほどの書店です。
私も大好きで、一乗寺のラーメンとセットで何度も訪れたことがあります。
その名物店長が堀部篤史さんですが、なんと独立して、あらたに誠光社という書店を今月開店するというのです。
■京都の「街の本屋」が独立した理由〜堀部篤史さんに聞く【前編】
■京都の「街の本屋」が独立した理由〜堀部篤史さんに聞く【後編】
そして誠光社へ
あたらしいお店は、河原町丸太町にできるそうですが、取次を通さず出版社と直接取り引きするそうです。
誠光社は本屋の新しいあり方を提案すべく始めた、ささやかな実験でもあります。
できるだけ出版社さんから直接本を仕入れ、双方の利幅を確保する。最小限の規模で、できるだけ店主が選書も店番も取引先とのやりとりも行う。
売り上げを確保するため本以外のメディアを扱う際には、できるだけ本と親和性の高いものを選ぶ。
土地に根付き、お客さまに影響され、店主自身も勉強しながら商品構成が変化し続ける。
姿形はこれまでに親しまれてきた街の本屋でありながら、経営のあり方はこれまでと一線を画する。
そうして出来た店が、これからの当たり前の本屋であることを願っています。
今後のあたらしい書店のあり方を提案する考え方で、心から応援したいと思います。
すでにネットショップはオープンしているようですが、実店舗のオープンが本当に楽しみです。
丸太町通ですから、お気に入りの老舗ジャズ喫茶の「YAMATOYA」やアンティークショップ「ブルーパロット」にも同時に訪れることができるのもいいですね。
その当時、なぜ突然中断するのだろうと思っていたブログ「何を読んでも何かを思い出す」も再開されています。
訪れるのが楽しみです。
- 2040年代における大学の役割と使命 大学行政管理学会(JUAM) 特別シンポジウム(3) - 2018年12月25日
- 2040年代における大学の役割と使命 大学行政管理学会(JUAM) 特別シンポジウム(2) - 2018年12月20日
- 2040年代における大学の役割と使命 大学行政管理学会(JUAM) 特別シンポジウム(1) - 2018年12月19日