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ガイダンスを動画で―大学生活に早く馴染んでもらうためのサービスを

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ガイダンスを動画で提供

以前同僚と雑談をしていたときのこと。
彼曰く、「新学期にやるガイダンスだけど、あれ全部動画にして、資料といっしょにDVD1枚に収録して事前に配っておけばいい。そしたらあの混雑だいぶマシになるんじゃないか」。

メディアがDVDというのがその時代を感じさせますが、現在であれば、動画はYouTubeにアップするのが一般的な方法でしょう。

ご存じのように、動画でガイダンスのコンテンツを提供しているのは、キャリアセンターが多いようです。

ほかの部署ではまだまだ少数のように思われますが、その数少ない例が以下の2大学です。

■立命館大学 新入生履修ガイダンス動画

立命館大学 学修基本編

(全体動画)

学修基本編_全体動画外部リンク

(個別動画)

  1. 卒業までの流れ外部リンク
  2. 受講登録外部リンク
  3. 授業外部リンク
  4. 定期試験・レポート試験外部リンク
  5. 成績評価・単位修得外部リンク
  6. 卒業要件外部リンク
立命館大学 受講登録手続き編

(全体動画)

受講登録手続き編_全体動画外部リンク

(個別動画)

  1. 受講登録の準備外部リンク
  2. 留意点外部リンク
  3. 手続き方法・期間外部リンク
  4. CAMPUS WEBの操作方法外部リンク
  5. 日程確認外部リンク

つぎは桃山学院大学です。

■桃山学院大学

 教務ガイダンスビデオ―履修登録

■同 試験・レポート・成績

両大学とも、概要的な内容が多いように見受けられます。

たとえば、教務ガイダンスのなかで学生からの質問が多いのが、各学部・学科別の履修手続きについてのことです。

そのためには、わかりやすく詳細なコンテンツが望まれます。

動画作成の留意事項

動画作成に当たって重要なことは、

  • 実際の担当者が喋る。
  • ドキュメントと、その「記入例」をダウンロードできるようにしておく。
  • 参考サイトのリンクを貼っておく。
  • 質問を受け付けて、担当者が返答できるように、双方向的な機能を実装しておく。
  • 必要であれば業者の手も借りる。

などが考えられます。

別に担当者の顔を出す必要はありません。

パワーポイントなどの資料を画面に提示し、それをもとに解説すればいいのです。

業者の手は借りないのであれば、必要経費はゼロです。必要なのはマンパワーだけです。

本当のメリット

近年、入学前教育は一般的になりましたが、「入学前ガイダンス」を動画で提供すれば、新入生もスムーズに大学生活に馴染めるのではないでしょうか。

入学式よりずいぶんと前に入学が決定している新入生が多い現在、これは有効な方法というより、当然のことと考えねばなりません。

まとめると、

  • 新学期に行っているガイダンスをすべて動画に収録し、新入生に入学前に見ておくことを義務づける。
  • 履修要綱などガイダンスで配布している資料もすべて入学前に配布しておく。
  • 質問・相談を受け付ける窓口・担当者を設置しておく。

ということになりますが、それぞれの大学独自の方法もあるかもしれません。

ところで、これらは「そうできればいい理想のこと」ではありません。

世の多くのセミナーや勉強会では、すでに当たり前に行われていることです。

大学にとってのメリットは、あの新学期の「狂騒」ともいえる忙しさを緩和できることではないでしょうか。

 

 

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!

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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!