NHKのアーカイブスにアップされています。
リクルート進学総研所長で「カレッジマネジメント」編集長の小林 浩氏の解説です。番組は見逃しましたので、活字で読めるのは助かります。
重要なことだけが簡潔に述べられていますので、もういちど頭に叩き込んでおきたいものです。
答申「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」
- 重要なのは大学入試を改革することによって高校教育と大学教育を、一体的に改革していこうと提言しているところ
学力の3要素
- 入学者選抜について、知識・技能の習得だけではなく、その知識を活用する力や、主体的に学ぶ力を含めた“確かな学力”を、多面的・総合的に評価していこうとしている。
具体的にどのように入学者選抜は変わっていくのか
- 「高大接続システム改革会議」で検討中
- 「高等学校基礎学力テスト(仮称)」、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」について、内容については流動的なところがあり、年末に向けて最終報告をまとめていく予定
入学者選抜は受験生への大学からのメッセージに
- 各大学はアドミッション・ポリシーを明確化し、それに合った志願者の多面的・総合的評価を行うことが求められる。
「入学がゴール」から「卒業がゴール」
- 知識の量を1点刻みで測定し、序列化することが公平だと考えてきた日本の文化を変えていこうとしている。
- そのためには、社会への説明と時間が必要
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大学職員ブロガーです。テーマは「大学職員のインプットとアウトプット」です。【経歴】 大学卒業後、関西にある私立大学へ奉職し、41年間勤めました。 退職後も、大学職員の自己啓発や勉強のお手伝いをし、未来に希望のもてる大学職員を増やすことができればいいなと考えています。【趣味】読書・音楽(主にジャズとクラシック)・旅 【信条】 健康第一であと10年!
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