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【追記:2016年11月1日】
2018年度より大学の名称は「桃山学院教育大学(仮称)」となり、キャンパスは現プール学院大学の泉ケ丘キャンパス(堺市南区槇塚台)です。
プール学院大学 学部廃止へ

朝日新聞の記事によれば、
プール学院大(堺市南区)が短期大学部を除く4年制学部を廃止する方針であることが6日、大学関係者への取材でわかった。2学部に約550人が在籍しているが、国際文化学部は来年春に募集停止し、今年度の入学生が卒業する2019年春に廃止。教育学部は17年春に桃山学院大(大阪府和泉市)に統合する。少子化による大学の経営環境の変化が背景にある。
桃山学院大学への統合については、
これまで6回、学生や保護者への説明会を開いた。出席した教育学部1年の学生は「この大学に憧れて入学したのに、なぜ大学を移らないといけないのか納得できない」。大学関係者は「教員やカリキュラムも一緒に移すことで、現在の学習環境を桃山大に継承したい」と話す。
とあります。
両大学とも日本聖公会系のミッションスクールということで、統合の話になったようです。

プール学院大学のウェブサイトには【重要なお知らせ 本学と桃山学院大学教育学部(構想中)に関する報道について(お知らせ)】がアップされています。
プール学院大学教育学部を桃山学院大学教育学部(構想中)に継承等を検討する件について、8月6日付毎日新聞、8月7日付朝日新聞および毎日新聞で報じられました。 この事は、新聞社の独自取材によるもので、適切でなく誤解が生じる内容が多く含まれておりました。 このような報道がなされたことについては大変残念でございます。
本件については、学生・保護者への説明会(7/29~8/5:計7回)でご説明を致しましたが、双方の法人と大学で協議を始めた段階であり、具体的な検討はこれからでございます。
みなさまには大変ご心配をおかけして申し訳ありません。
昨年には夙川学院大学が募集停止(資金運用の失敗が原因だと報道されていましたが)ということがありました。
聖トマス大学を含め、神戸と大阪という大都市圏で、募集停止の大学が複数出てきました。
在学生や保護者の気持ちを考えれば残念でなりません。
「2018年問題の衝撃」は想像以上に厳しいものになるのではないでしょうか。
そう思わざるを得ない今回の出来事でした。
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