宇沢弘文先生が講演会場へジョギングでやってきたときの思い出
もう30年以上前のことになりますが、初めて宇沢弘文先生にお会いしました。 その頃勤め先の大学では、国内の著名な学者を招いて公開講演会を開催しており、私はその事務担当者でした。その年の講師が宇沢先生だったのです。 講演はた…
もう30年以上前のことになりますが、初めて宇沢弘文先生にお会いしました。 その頃勤め先の大学では、国内の著名な学者を招いて公開講演会を開催しており、私はその事務担当者でした。その年の講師が宇沢先生だったのです。 講演はた…
2回目の今回は、「逆風化の文系学部とその役割」石 弘光氏(一橋大学名誉教授/財政学)です。 述べられているポイントは、以下の5点です。 成長戦略の一環としての大学改革の議論には違和感を感じる。 運営交付金を削減し、それを…
今回は1回目で、佐和隆光氏の論稿です。 それではご紹介します。 ●●● 1.人文系教育は本当に役に立たないのか 学部学生時代に、アダム・スミス、マルクス、ケインズなど経済学の古典に挑んだ体験は、今日の複雑な社会経済問題を…
こちらのツイートで知ったエントリーですが、深刻な問題提起として受け止めました。 “若手職員への期待と同じように、若手職員は中堅職員や管理職に対して期待しており、それに応えられることこそが組織を活性化するのだろう” / “…
各大学の自己点検・評価報告書は、競合校をベンチマークするための貴重な資料です。 大部のため大変な作業―自分の大学の報告書さえ通読するのは大変―だが、そこにはウェブサイトなどでは見つけられない貴重なデータや記述があります。…
卒業生の卒業後の追跡調査を行っている大学はどのくらいあるのでしょうか。 近いうちに義務化されると聞いたことがあるのですが、どうなっているのでしょうか。 大学卒業から就職まで「ストレーター」はわずか3割 山本繁氏の『つまづ…
Between情報サイト 「新たな高等教育機関」の行方 ~中央教育審議会「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する特別部会(第5回&第6回」傍聴報告~のご紹介です。 今回から事務方も、高等教育局に加え生涯…
ガイダンスを動画で提供 以前同僚と雑談をしていたときのこと。 彼曰く、「新学期にやるガイダンスだけど、あれ全部動画にして、資料といっしょにDVD1枚に収録して事前に配っておけばいい。そしたらあの混雑だいぶマシになるんじゃ…
イフ外語学院・学院長である中野正夫氏のブログからのご紹介です。 東大は田舎の2流大学扱い イフ外語学院は、TOEFL、GMAT(経営大学院=ビジネススクールの入学適性テスト)に特化した英語学校です。 たしか、楽天の三木谷…
社会学者の竹内洋氏の講演「戦後日本と大衆社会」@日本記者クラブからです。動画ですが、質疑応答での、G・L型大学についての回答が興味深いのでテキストにしてみました。 ●●● 【Q】日本経済新聞記者(?)から 大学の今後の役…
高偏差値・ブランド大学へ あくまで私の限られた範囲での感想ですが、少子化のせいか進学問題に熱心な保護者が増えているような気がします。 そして、これまた揃ったように英語教育に熱心です。これからの時代はせめて英語ぐらいは、と…
離学予防について、以前読んで感心した『教学IRとエンロールメント・マネジメントの実践』のご紹介を中心に、自分の考えも織りまぜた内容をシェアします。 まずは、 目的 取り組むべき理由 なぜ学生は離学するか?の仮説 です。 …