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【映画】ニューヨークのファッションアイコンー「アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー」
作品について
アイリス・アプフェル(Iris Apfel)はニューヨークのインテリアデザイナー。
その生活を“米ドキュメンタリー映画の巨匠”アルバート・メイズルスが撮影したドキュメンタリー映画である。
4年以上にわたって、約200時間の撮影を行ったそうだ。
80台の新人
アイリスが一躍有名になったのは、彼女のファッション・コレクションの展覧会がメトロポリタン美術館で開催され、驚異的な動員数を記録してからだ。
それ以来、大きなメガネがトレードマークのファッションアイコンとして愛され続けているという。
それが84歳!超高齢化社会のアイコンでもある。
見どころ
3点ある。
- 親しい人たちとの交流
- ご主人との関係(残念ながらご主人は101歳!を目前に亡くなったそうだ。もちろん本作品では元気である)
- アイリス語録
1.親しい人たちとの交流
誰もアイリスを高齢者扱いしない、それなりに気は使ってはいるのだろうが、その応対ぶりは高齢者へのそれではなく、「現役」の人間への対応そのもの。
2.ご主人との会話
とにかく仲睦まじい。
お互いをいたわりながら生活し、行動する、100歳と94歳の夫婦。
その様子を見ることができるだけでも嬉しい。
3.アイリス語録
たとえばこんな具合である。
特にルールはないの。
あっても破るだけ。
自分を美人だと思ったことは、一度もない。
私みたいな女は、努力して魅力を身につけるの。
色々な事を学び個性を磨くのよ。
歳をとり体が弱ると、後ろ向きになる人も多い。
でも、重病じゃないなら、自分を駆り立てなきゃ。
外へ出て、調子の悪さを忘れるの。
すきなことで前向きに生きる人生
平凡な表現になるが、勇気をもらえる作品だ。
自分がすきなことを一生つらぬき通し、偶然(必然?)にも84歳にしてさらに有名になったアイリス。
自分の人生は自分が決める。そして自分らしく生きる。
そんな当たり前のことをあらためて教えてくれる人生の大先輩。
ぜひご覧いただきたい。
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